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セキュリティ対策

6月1日より施行のPDPA、情報漏洩対策はお済みでしょうか?


2022.05.26

PDPAの対策はされていますでしょうか?

 

 

2度の延期後、今年の6月1日から施行されるPDPA(Personal Data Protection Act/タイの個人情報保護法)。この法律への対策はされていますでしょうか?昨年には1億人以上の旅行者のデータが、今年に入ってからは3,900万人の患者のデータが漏洩する事件がタイでも起きています。経済のデジタル化によって、タイでも個人情報の漏洩が蔓延する事態となっており、法律の施行による厳罰化もあるため、今すぐにでも対策が必要です。

PDPAの内容は?

では、PDPAでは何を求められるのでしょうか?PDPAについて、気をつけるポイントは以下の通りです。

 

施行日:2022年6月1日

 

 

適用対象:タイに拠点を置く組織(企業や団体)、海外に拠点があるが、

タイの商品・サービス及 び消費者行動データの管理や処理に関与している組織

 

 

対象データ:・個人データ:名前、生年月日、電話番号など

・センシティブデータ:人種、性別、宗教、健康、遺伝子情報、政治的思考など

※ただし、契約上の義務の履行のため・公益のため、などに関しては、データ主体の同意を必要とせず、情報を収集できる場合があります。

 

 

データ主体に保障される権利

・知らされる権利(データ収集の目的、保有期間、データが開示される第三者の情報など)

・自分の個人情報にアクセスできる権利

・いつでも同意を撤回する権利

・削除請求権

など

 

個人データの収集、利用、開示をする際には、そのデータ主体(データを提供する本人)から、明確な同意を得なければいけません。また、目的が複数ある場合は、目的毎に同意を得る必要があります。さらに、この規定を違反した場合は罰則があります。

 

 

違反した場合の罰則

– 民事罰則: 裁判所判断による賠償責任
– 刑事罰則: 1年未満の懲役 または 100 万THB以下の罰金 、又はその 両方
– 行政罰則:500THB 以下の罰金

 

 

そして、このPDPAの施行により、企業に求められる対応としては、次のようなことが考えられます。

タイのPDPAで企業に求められる事項

 

– 企業内における個人情報保護管理者と情報処理者の選定
– 個人情報保護規定の作成
– 企業が所有している個人情報の整理
個人情報漏洩対策(セキュリティによる個人情報の保護)
– 個人情報取得時の同意書と通知書の作成
– 個人情報流出発覚の際、個人情報管理局へ72 時間以内に連絡

情報漏洩対策にはWizberryとWanderaがお勧め

上記の事項の中でも、情報漏洩への対策としては、弊社のご提供するWizberryとWanderaの組み合わせがお勧めです。

 

【Wizberry】

Wizberryは、IBM社製のEMMソリューションです。セキュリティポリシーを設定し、スマホ・タブレット・PCなどの業務に使用する端末を、一画面で一元管理することが可能です。

 

セキュリティポリシーは、例えば、業務時間中は特定のアプリの使用を制限したり、ある一定の範囲(例えば工場内)では、カメラアプリの使用を制限したり、パスワードによる端末のロックを強制させたりするなど、企業様毎のご要望に合わせて設定が可能です。そして、そのポリシーに違反した端末があれば、管理者に通知がくるので、直ぐに対応をとることができます。このように端末に対して、システムにより制限をかけることで、情報漏洩を未然に防ぐことができます。

 

また、端末の位置情報把握、遠隔での端末ロック・データ削除により、紛失時の情報漏洩対策も可能になります。

 

 

【Wandera】

Wanderaは、スマートフォンに最適化されたマルウェア対策のソリューションです。AIを用いてマルウェアの侵入を未然に防ぎます。1日あたり56万ものマルウェアが発見されていて、同時に高度化もしております。従来のデータベースに登録された既知のマルウェアを防ぐ仕組みでは、防ぎきれない状態になっております。そのため、AIを用いたWanderaによる、未知のマルウェアへの対策も必須となっております。

 

デモや無料トライアルにて、ご要望に合うかどうか確認いただけますので、ぜひご連絡をお待ちしております。

 

<法人様専用ホットライン:平日 9:30~18:30>
常名(じょうな):06-3270-6011(日本語)
辻(つじ):065-940-5509(日本語)
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